どうも、AI(@kwhr_ai )です。
猛暑が続き、ジメジメする日本の夏。昼間になると37度近くなることも珍しくない時期ですが、「夏バテ」していませんか?
「バテ」とは「疲れ果てる」が語源の言葉。できれば疲れることなく夏を楽しみたいですよね。なんと夏バテは、冬にまで影響するのです。
そこで今回は、
- 「夏バテ」の問題点
- 「夏バテ」の原因
- 「夏バテ」予防のコツ
- オススメ食材
についてのお話です。
もくじ
夏バテの大きな問題点

夏バテになると食欲がなくなるから痩せていいじゃん〜♩
と、思っているならばそれは大きな間違いです。
なぜなら、夏バテが冬太りに繋がるからです。

基本的に、夏バテによって起きる体重減少は、脂肪ではなく筋肉の減少です。お間違えのないように。
夏に筋肉をふんだんに減少させ、痩せたと喜んでいたら、確実に冬に太ります。冬に太っちゃうから、夏は痩せないと!なんて言っていたら、一生代謝の悪い身体になります。
夏バテの原因4つ
さて、問題となる夏バテの原因4つを挙ると、
①汗をかいたら水を飲む
②冷たい飲み物ばかり飲む
③冷房の下で過ごす
④食べない
です。(他にも諸要因あると思いますが、とりあえずメインはこれかと)
①汗をかいたら水を飲む

汗をかく、これはしょうがないのですが、問題は汗をかいた後に、ただの水を飲むことなんです。これはお茶やコーヒーでも一緒です。
汗の中には、私たちの微妙な身体の変化に対応するための”電解質”と呼ばれるミネラルなどの物質が含まれています。
汗は塩っぱいのでなんとなく想像つくかと思いますが、汗の中にはナトリウム(Na)やカリウム(K)などの、大切なミネラルが入っているのです。
汗をかいた後の身体は、この電解質(ミネラルなど)がかなり減っています。そんな時に、水やお茶、コーヒーなどのミネラルゼロなものを大量に飲むと、身体の中に残っていた電解質までもが薄められて、身体のバランスが崩れてしまいます。
②冷たい飲み物ばかり飲む
暑いと、温かい飲み物を飲みたくない気持ちはわかります。ですが、冷たい飲み物ばかり飲むことによって、内臓・消化器官が、”冷え”てしまいます。この冷えは、身体にとってはかなりのストレスになり、正常に働かなくなるのです。正常に働かないと、食べ物を食べてもうまく消化吸収できず、胃もたれや胃痛を引き起こします。
③冷房の下で過ごす
仕事場や学校、家の中で、クーラーガンガン効かせて過ごしていませんか?
気づかない間に、身体が冷え切って冷たくなった、なんていう経験ありませんか?
外に出ると暑い→室内は涼しい
これを繰り返すことで、私たちの体温センサーが悲鳴を挙げます。
副交感神経:体温を下げるために血管を拡張させ体熱を外に出そうとする。
交感神経:クーラーの下で体温を逃がさないように血管を収縮させる。
この神経系が乱れることによって、自律神経失調症などの精神的なダメージを受ける可能性も十分に考えられます。
④食べない
最も簡単に夏バテになる方法はこれです。(絶対ダメです)
食べない→タンパク質が足りない→身体を作れない→タンパク質どこから持ってこようか→筋肉を壊してタンパク質作れ〜!
食べないことによって、このサイクルがいとも簡単に回り始めます。
筋肉が減っていくことほど、代謝にとって恐ろしいものはありません。
また、筋肉が減ること、食べないことによって摂取カロリーが減ることによって、我々の身体は勝手に「省エネモード」に切り替わり、なんとなく疲れやすくなってしまうのです。
夏バテ予防方法4つ
①水分だけでなく、塩分も摂る

多くの企業から、塩分入りの「◯◯ウォーター」のようなものが売られています。ただ、市販だとどうしても精製砂糖が入っているので、過剰に飲むと糖質の摂りすぎが気になります。
もし余裕があるのであれば、水分補給と一緒に梅干しなどを食べるといいでしょう。(ちなみに梅干しには疲労回復に効果のあるクエン酸が含まれているので、アスリートにもオススメ)
②冷たい飲み物をやめる

熱々の飲み物を飲もう!という訳ではありません。体温と同じくらい(30〜37度)の飲み物を飲んでください。消化器官に負担をかけないので、”胃疲れ”から解放され、食事から栄養素をしっかり吸収することができる代謝のいい身体になれます。
③冷房の部屋では上着を着る

会社や学校で、冷房管理されているというなら、薄手のカーディガンやパーカーを置いておきましょう。
④糖質だけで食事を済ませない

暑くて料理をする気もおきない、ささっと食べられる麺類、あるいはアイスや清涼飲料水(ジュース)だけ、みたいな偏食は今すぐやめてください。糖質ばかりの食事では、タンパク質やミネラルなどの、身体の調子を整えてくれる栄養素が全く足りません。これではどんどん活動量が減っていくばかりです。
オススメの夏バテ解消食材
夏バテにオススメ食材はこちらです。
・豚肉(ビタミンB)
・レバー(鉄分)
・オクラ(ネバネバ)
・トマト(βカロテン)
・みかん(クエン酸)
・梅干し(クエン酸)
・なす(疲れ予防)
・スパイス(香辛料)
・にんにく(食欲増進)
・レモン(酸味で疲労回復)
・豆腐(植物性タンパク質)
大切なことは、ビタミンB群を摂ること、酸味のあるもので疲労を取り除き、香辛料などで食欲を回復させることです。

上記に挙げた以外にも、夏野菜など旬の野菜を食べましょう。旬の野菜には、いつも以上に栄養素がぎゅっと濃縮して入っています。また、夏野菜は身体の余分な熱を取り除く効果もあるので、冷房知らずで夏を乗り切ることもできますよ。
まとめ:夏バテ予防で元気に夏を過ごそう!

冬太りの大きな原因は、夏に痩せることです。
夏にダイエットする人って結構多いのですが、ダイエットに最適な時期は冬です。(これは別途記事にします)
夏バテで体重(筋肉)が減ることで、代謝が下がり、冬は確実にお肉を溜め込むことになります。
そうならないように、夏はバテないように、上記のことを参考にして、夏を元気に乗り切りましょう。