Column

9つのこしょくを知っていますか?【現代社会の子どもの食習慣が悲惨かも】

こんにちは、AI(@kwhr_ai )です。

いきなりですが、皆さんは”こしょく”という言葉を聞いたことはありますか?

これは、子どもの食生活で問題視されている食事方法を指しています。

大人ならまだしも、今では幼稚園/保育園のお子様でさえ”こしょく”をしている現状にあります。なんだそりゃ?と思うそこのあなたや、自分には関係ないなと思う方にこそ読んでほしい。

今回は、この9種類のコ食についてお話していきます。

9種のコ食(こしょく)

①孤食

一人孤独に食べる

言ってしまえば、大人になって一人暮らしの方はしょうがないのです。一人暮らしなので。ここで問題となっているのは、子どもの孤食です。現代社会では親が共働きであることが多く、こういった状態が生まれるのではないでしょうか。

子どもの孤食が習慣化してしまうと、食事が偏りがちになり、好きなものしか食べない、コミュニケーションが減るのでその子の社会性が失われる可能性もあります。

私が管理栄養士養成過程で保健所へ行った際、孤食の結果“お箸の持ち方が分からない”に加えて“ご飯の噛み方が分からない”というお子様もいるという話を聞いて、衝撃を受けました。

②個食

家族個別で違うものを食べる。

家でのご飯で、お母さんはパスタ、お父さんは牛丼、お兄ちゃんはオムライス、妹はうどん。

外食ならまだしも、家ご飯でみんな自分の好きなものを食べて、バラバラな食卓。信じられないかもしれませんが、こう行った食事をしている方々、意外といるかと思います。

ですがこれでは”美味しさの共有“ができません。「このお肉柔らかいね〜」「このパスタ美味しいね」という会話もなく、こう行った食生活では子どもは協調性のない人になります。

③粉食

パン・麺類ばかり食べる。

いわゆる小麦粉で作られた食品であるパンや麺ばかりを食べる食生活です。日本はお米大国であるのに対し、食の欧米化によって粉食が主流になってきました。

ですが、粉食ばかり続けると”噛む力”である咀嚼力を失います。特にお子様の咀嚼力がなくなると、結構”ヤバイ”です。

噛む回数を増やそう!咀嚼による7つのメリット【今から始められます】こんにちは、AI(@kwhr_ai )です。 「ご飯はよく噛んで食べなさい」なんてことはよく聞く話で、小さな頃に家族の方から教わり...

パン・麺に偏る食生活はカロリー・脂質も高くなり、子どもの肥満症に繋がります。

④コ食

コンビニ商品ばかり食べる。

365日24時間空いているコンビニ。(最近では24時間ではなくなってきました)

便利で、いつでも美味しいご飯を売っているので利用する人も多いかと思います。ですが、コンビニで売られるお弁当・お惣菜は、長期で置いていても腐らないものしか売ってありません。つまり、そのくらい”添加物”が含まれているということです。

食品添加物ばかりを摂取する生活は、骨粗鬆症や腎機能・肝機能を低下させるだけでなく、子どもの好き嫌いを助長する可能性もあります。

お父さん、お母さんが作る料理より、コンビニご飯の方がいいって言われるかもしれません。

⑤固食

固定の食べ物ばかり食べる。

好きなものなら好きなものばかり食べる。決まったものしか食べない。そんな食生活を指します。なんなら毎食食パンとジャム、みたいな食生活、案外している人って多いかもしれません。

もし子どもがこんな食生活を送ると、わがままな子どもになりやすいと言われていて、かつ、好きなものしか食べないことで肥満を招く可能性もあります。

⑥糊食

ゼリー・グミばかり食べる。

間食で食べるならまだいいですが、食事としてゼリー・グミを食べる、こんな子どもも増えているみたいです。というか、大人でもこんな食生活をしている人も、いませんか?

はっきり言って、お菓子で食事を済ますのは代謝激落ちです、痩せるどころかぽっちゃりまっしぐらですね。

一時的には痩せるかもしれませんが、一般的にみんなが食べるようなものを食べたり、外食をするだけで一気に太る体質になります。

ましてや子どもの成長期にこんな食生活では体に支障が出てしまいます。

⑦戸食

家(戸)の外でばかり食べる。

外食ばかりの生活を指します。こちらについても、今の社会は忙しいことが多いので、割と大人に多いと思います。

子どもの場合、外食ばかりの生活はよくないですね。おうちの味を知らずに育つと、料理できない・家での食事はろくに食べず、外食ばかり行きたがる、わがままな子どもになる可能性があります。

⑧小食

少しだけ食べる。

文字通り、少食(しょうしょく)なことを指します。

子どもの成長期では、しっかり三大栄養素+ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランスよく食べることが大切です。子どもが健康に育つためにもしっかりご飯を食べてもらうことが大切ですが、家で食べる食事量が少な過ぎると、学校給食でもそこまでたくさん食べられない、残してしまう、のような現状が生まれます。

こうなると、子どもの痩せだけでなく、怪我しやすくなり、走り回ったり元気に遊んだりする力も無くなります。

⑨濃食

濃い食べ物ばかり食べる。

加工食品やコンビニ、外食、加えておうちご飯で濃い味の食べ物を食べることです。

子どもの味覚は成長段階であり、かつ敏感な状態です。この段階で濃い食事を食べさせてしまうと、味覚の閾値が狂ってしまい、濃い味のものしか食べられなくなります。

濃い味のものは基本的にカロリー・塩分が高くなってしまい、肥満症を招きます。

自分には関係ないと思わないで

子どもなんていないし、私には関係ないなんて思わないでください。現在の社会で、このような食生活が問題視されていることを知ってください。将来子どもができて、育てるようになってから知るのでは遅いのです。

正直言って、昔の家庭ではこの”こしょく”問題はほとんど見られませんでした。ですが今の忙しい生活で、食生活も乱れが見られるようになったのです。

子どもの食事嗜好を形成するのは、親の責任。子どもは基本的に親が準備する食事を食べます。子どもが健康に育つのも、わがままでキレやすい子どもに育つのも、親次第なのです。

“こしょく”は”こしょく”を招く

孤食は、個食・固食を招きます。そうすれば、好きなものばかり食べるようになり、一般的に中毒性のある粉食・糊食を招き、コ食・戸食になります。このように、食習慣がどんどん乱れ、子どもの成長にも支障が出てしまうのです。

子どもは悪くない

はっきり言って、子どもがどんな子どもになるか、性格になるかは、99%で親次第です。親にもなったことない私がこういうと、親の負担をわかっていないと言われるかもしれませんが、私はそう思います。

少なくとも私は幼少期に割と厳しめに育てられて、お箸の持ち方から食事の食べ方をみっちり教え込まれました。テーブルマナーも、親の食べる姿を見て育ちました。その結果、お店で食べ物を投げることもなく、ギャーギャー騒がず、年上の方と食事の機会があっても、気が重くなることもなく、大きな粗相もせずに大人になることができました。(親に感謝)

本当に、子どもの食事を管理してあげるのも親の大切な大切な役目なのです。

終わりに

先にも言いましたが、保健所実習でこの”こしょく”についてのお話を伺った時の衝撃は忘れられません。

こんな食生活があっていいのか…と思うような衝撃的な食生活ばかり聞きました。

中には食事中にコーラを飲みすぎて、コーラ無しでご飯を食べられなくなり、親がコーラでご飯を炊くという話を聞きました。現にそういうことがあるのです。

家族は、ただ一緒に暮らすだけではなく、楽しさを共有することでさらに絆が深まります。食事ひとつにしても、一緒に美味しさを共有し、社会のルールやマナーを共有することで、素敵な子に育つことは間違いないでしょう。

また、今回の9種のこしょくは私たち大人にも当てはまります。なるべく誰かと一緒に美味しくご飯を食べる時間を持ちましょうね。

ABOUT ME
ai
管理栄養士免許取得するも、研究に魅了されて、現在博士課程の大学院生(乳酸菌)/ 健康オタク、海外旅行マニアです。インスタグラムで日々の食事など公開中。