こんにちは、健康オタクのAI(@kwhr_ai )です。
みなさんは普段食材や商品を買うときの購入の決めては何ですか?
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ナチュラル、ヘルシー、無添加、天然・自然、産地直送、新鮮、フレッシュ…
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このようなメッセージが運んでくれる食品は全て安全で安心、率先して買うべきだと思う人は少なくないはず。
かくいう私がまさにその一人で、これまで商品のパッケージに込められたメッセージをそのまま鵜呑(うの)みにして購入していました。

フレッシュで水の滴る新鮮な野菜の写真が載っていれば、それが例えジュースであろうと健康だと思って手に取るのではないでしょうか。
実はこれはまだ序の口で、私たちは「見た目」に大きく影響されて商品を買ったり、お店を選んだりしているのです。
本記事の内容
パッケージの「ハロー効果」を知る
最近は健康ブームなあまりにいかがわしい商品が広がっているような気も。
今回はそんな健康ハロー効果について知って欲しいというお話です。
もくじ
見た目に影響される:ハロー効果
ハロー効果とは

ハロー効果とは、物事を見るときに一方の顕著な特徴に引きずられて全体評価が偏ることをさす、社会(行動)心理学の言葉です。
例えば、美人な人は部屋も綺麗、いつも笑顔の人は悩みがなさそう、清潔なお店の商品は高価なものばかりそうと言った具合です。
これは私たちが遺伝的に受け継いだものであり、ひとことで悪いこととは言えません。
あくまでも知らない間に私たちがやってしまう行動のひとつと捉えましょう。
健康ハロー効果

これはまさに冒頭で言ったように、商品のパッケージで購買欲が左右される現象、とでも言いましょう。
遺伝子組換え食品
例えば、「遺伝子組換えでない」と買いてある納豆がよく店頭に並んでいますが、実はこの表示は義務ではありません。(つまり書かなくてOK)
(一方で遺伝子組換え/遺伝子組換え不分別は表示義務があります。)
つまり、「遺伝子組換えではない」という言葉で、私たちの購買欲は高められています。
無添加食品
保存料不使用や無添加と書かれた食品にも、実はいくらか良くわからない化合物は添加されていたりします。
英語フォントや紙の箱
中身は変わっていなくても、写真映えするようなパッケージは購買欲を誘います。
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他にも、ナチュラル、フレッシュ、といった言葉には定義がありません。
あくまでもその商品をイメージして付けられたメッセージだということを頭に入れておきましょう。
一部の食品やファストフード店では、体に悪いものですら体に良いものと見せようとしています。
健康リテラシーの低下

このような健康ハロー効果によって、現代の健康リテラシーまで低下しています。
例えば、身近な存在であるインスタグラマー(有名人でもない人)が紹介するダイエットサプリやスパッツは、誰が使っても効果のあるような宣伝方法です。
痩せたい人は、彼らの(時間をかけて作りあげられた)ボディを見て、商品のおかげなのかと錯覚してお金を落としていきます。
中には「これって本当に大丈夫?」と疑うような商品もあって、このままではおそらく著しい健康リテラシーの低下が新たな被害を生み出すでしょう。
とはいってもこの健康ハロー効果はなかなか避けられないものなので、自分で商品の良し悪しを見抜く選球眼を持ちましょう。
食材選びで気をつけるべきこと
もちろん商品パッケージに書かれているものの中には本当に役立つものもあります。
ですが、私たちは商品の見た目に左右されやすい生き物。
ヘルシーで騙されない強い生活をするためにも、以下の5点を意識してみてください。
①原材料の確認はマスト

最近は原材料表示を確認する人が増えてきましたが、未だにカロリー表示やパッケージのみを見て購入している人も多い印象です。
真っ先に気にすべきことは原材料です。
「低カロリー」「低脂質」「低糖質」といった言葉につられずに。
いくらカロリーが低くても、原材料が添加物まみれであれば避けるのがベターでしょう。
ショートニングが入っていますよ〜。
最近流行りの「糖質オフ」商品には結構②ダイエットハロー効果に気をつける

ダイエット関係のハロー効果を使ったビジネスに騙されないようにしましょう。
特にサプリメント関係、楽して5kgも減るサプリメントは危険です、買わないようにしましょう。
ダイエットサプリの多くに、下剤成分が含まれています。
下剤は人間の腸の動きを無視して無理やり便を排泄させる強力な薬です。
そのため、そのサプリメントで一時的にお通じが良くなったとしても下剤成分によるもの。
そのサプリメントを飲まなくなった途端に自分の腸の動きが鈍くなっているので、便秘に悩むハメになるでしょう。
③SNSの情報に気をつける

有名で憧れているインスタグラマーが紹介しているからと、すぐに飛びつくのはちょっと待ってくださいね。
(好きなインスタグラマーの応援をしたいから、紹介URL経由で買いたいという気持ちはわかりますが…)
きちんと安全なものかどうかを確認したり、成分をチェックしてから購入を検討してください。
でもほとんどの場合は不要なものじゃないかな〜と思ったりしています。(何か規制ができれば良いですね)
④大丈夫と思って食べ過ぎない

オーガニックと買いてある商品と、そうでない商品であれば、なんとなくオーガニックの方が健康的で栄養も優れていると思いませんか?
もちろん原材料がオーガニックなものである方を選ぶのは重要ですが、食べすぎるとオーガニック製品であっても健康的には良くありません。
(つまり安心して食べ過ぎれば太ります)
商品・食材の選び方も大事ですが、食べ方も大事なのです。
あたかも健康そうな言葉によるハロー効果によって、かえって食べ過ぎを招くこともあるのでご注意ください。
⑤体型のハロー効果は無視

以前はテレビや雑誌、今ではSNSやYoutubeで多くのモデル体型の人々が出ています。
その影響で痩せている=美しいと思っている人があり得ない数いるのが現状です。
これも一種の健康ハロー効果で、痩せている人や美しい人はしっかりしていて、太っている人はだらしない、ネタにされるというイメージを持っていませんか?
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だからといって自分に合わないダイエットをすることが健康リテラシー低下の現れです。
体格、骨格、筋肉の付きやすさ、代謝などには個人差があり、人それぞれ全く違います。
憧れの人がいるのは良いですが完全にコピーすることはできないので、同じくらいまで痩せなきゃ!と思うのはやめましょう。
あなたの美しさはあなたにしかないのです。
まとめ

私自身、スーパーで見る「天然」「新鮮」「100%〜」「無添加」といったメッセージの商品に惹かれて、よく買っていました。
もちろん、これらの商品が悪いわけではありませんが、信頼しすぎるのは良くないというお話です。
管理栄養士の90%が推奨という言葉や、有名なあの先生がテレビで言ってたから買う、といった具合に健康ハロー効果をダイレクトに受けた食品選択をやめてみてください。
今一度、自分の消費行動を振り返ってみましょう。
オーガニックチョコレートも食べ過ぎれば太りますし、SNSで流行っているダイエットサプリは腸内環境を破壊しかねませんよ〜!
この健康ハロー効果に気づかされたのは、実は映画のおかげです↓
気になる方は、ぜひ見てみてください。食品業界のいろんな裏側を知ることができますよ〜!
それではまた!
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