こんにちは、AI(@kwhr_ai )です。
「ご飯はよく噛んで食べなさい」なんてことはよく聞く話で、小さな頃に家族の方から教わりましたよね?
大人になったあなたはどうでしょう。よく噛んで食べていますか?
なんでよく噛んで食べたほうがいいの?と言う方に向けて、今回は咀嚼のメリットのお話です。
・早食いが止められない
・よく噛むメリットがわからない
・ダイエットを習慣化させたい
・咀嚼を習慣化したい
もくじ
咀嚼の効能
①満腹中枢の刺激

まずは一番有名なこの効果について。
食事の際に、目の前の食品を流し込むように食べるのはやめて、よく噛みましょう。しっかりと時間をかけて食べることによって脳へ指令が届き、“満腹中枢”と呼ばれる部位が刺激されて、お腹いっぱいだと判断します。

しっかり噛んで食べなかった場合、この満腹中枢が刺激される前に食べ過ぎてしまい、お腹がパンパンになって歩けない…といった症状が起こります。
よく噛んで食べる習慣がついてなくて、ゆっくり食べることをつい忘れてしまうと言う人は、咀嚼する+箸を置きながら食べるを実践してみてください。気づいたらお腹いっぱいになって、食べ過ぎを予防できます。
②小顔になる

よく噛むことで、日常生活では使うことのない顎まわりの筋肉や表情筋が使われます。これによって引き締め効果が生まれ、小顔になるのです。
とはいえ、3日そこらでめちゃくちゃスリムでシャープな小顔になることは期待しないでください。日々の積み重ねが大切です。
③胃腸の働きを促進

食べ物(大きな分子)は、分解されて小さな分子になることで消化・吸収されます。
その消化・吸収を担う器官のメインは胃腸。しっかり噛んで、小さな分子にしてから胃腸に送り出せば、スムーズに消化・吸収を行うことができるので、胃腸への負担も減ります。
なんとなく胃もたれする、お腹の調子が悪いと言う人は、咀嚼回数が足りていないのかもしれません。しっかり噛んでから飲み込むようにしましょう。これだけでもだいぶ変わります。
何より早食いは胃もたれの原因です。

④味に敏感になる

これはいわゆる“舌が肥える”と言うことです。
野菜や果実などの食べ物は、基本的に深部にその旨味や甘味を持っています。これは、虫などから自分の旨味・甘味を守るためです。キウイやバナナの皮は分厚いですよね。
と言うことは、しっかり噛んで唾液を分泌させ、食べ物本来の旨味を味わうクセをつけることができれば、あなたの味覚は敏感になることでしょう。
味覚が敏感になれば、味付けも濃くならずに済み、減塩・ダイエット効果も期待できます。
⑤記憶力向上

噛むだけで記憶力が高まるの?と思うかもしれませんが、これは本当です。
咀嚼は、小顔効果でも言ったように顎の筋肉を使う行為です。筋肉を動かすことで血流がよくなり、頭の血流もよくなります。そうすると、脳全体の動きが活発になり、記憶力向上や集中力UPも期待できます。
よく、勉強中やカフェでPC作業をしている人が、ガムを噛んでいるところを見かけませんか?これは眠気覚ましに加えて集中力や頭の回転をよくするために効果的なためです。
⑥ガン予防

意外かもしれませんが、咀嚼回数を増やせばガンも予防できます。
これは唾液に含まれるペルオキシダーゼやカタラーゼといった名前の酵素が働き、食品中の発ガン物質の動きを食い止めるためです。噛むだけで、ガン予防ができるのです。いますぐ咀嚼回数を増やすクセをつけましょう。
⑦虫歯予防

通常、私たちの歯は私たちが食べたもので溶けていき、カルシウムイオンなどが流れ出ていきます。そんな溶けた歯に虫歯菌は集まり、悪さをします。
あるいは、口の中や歯の間に食べかすが残った状態だと、歯に存在する菌がエネルギー源として食べかすを食べ始めます。そうすると、虫歯菌たちは酸性物質を生産し、歯をどんどん溶かしていくのです。(石灰化)
ですが、歯は溶けるだけではなくきちんと修復作業として、溶け出したカルシウムイオンなどを再び歯に戻すことをしています。(再石灰化)この、再石灰化に関わる物質は、唾液中に存在しているのです。
なので、よく噛んで唾液を分泌することで、虫歯を防ぐことができるのです。
私のオススメ咀嚼アップ法
30回という目安はだいたいで良し
ほとんどの場合”30回噛んで飲み込みましょう”と言いますが、365日毎日3度の食事で数えている人はいるでしょうか。私の周りにはいません。
30回というのは目安であって、絶対に30回以上噛まねば…と意気込む必要もありません。回数を数えるなんて、食事中の会話も楽しめませんよね。
“いつも以上”を意識すればいい

例えば、「カレーは飲み物だ」「ラーメンは飲み込め」などと言って、掃除機のように吸い込む人は、昨日よりも少し噛むことを意識して食べましょう。
ちゃんと噛んで食べるけど、食べるのが早いと言う方は、いつもより長めに噛んでみましょう。
咀嚼が大事とはいえ、食事中に噛む回数を数えることに気を取られて楽しめなければ意味がありません。
噛みごたえのある食べ物を選ぼう
プリンやアイスを噛んで食べる人はいないでしょう。
逆にゴボウやレンコンを飲み込む人も少ないはずです。
噛むクセがなかなかつかない人は、”噛まざるを得ない食事”にするのも一つの手です。
プリン→おせんべい・クッキー
柔らかめご飯→炊き込みご飯(根菜)
ポタージュ→具入り味噌汁やスープ
お箸を置くクセもつくと良い

噛んでいる間に、なんとなく手を動かして食材を持ったまま噛む人もいますが、あまり良くはありません。
お箸のマナーは、日本はすごく厳しいですね。そんな無礼な行為を避けるためにも、食事中はお箸を置きながら食べるクセをつけましょう。これによって食べ過ぎも防ぐことができますよ。
さいごに
普段の生活の中で、ただ噛む回数を増やすだけでできる生活改善。
私は小さい頃から歯医者の父や母親からしっかり噛んで食べるように言われてきました。
なんでだろう?と思いつつも、言うことを聞いていましたが、大人になった今でも小さい頃からクセをつけていてよかったと思うことがあります。
早食いは見た目にも気持ちいい物ではありません。
よく噛んで、ゆっくり食べることで食事を楽しみ、健康な体と回転の早い頭を手に入れましょう。
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