こんにちは、健康オタクのAI(@kwhr_ai )です。
皆さんは、「食べる投資」していますか?
最近仕事でうまくいかない人、なんとなくイライラしちゃう人、ストレスを感じている人、勉強しても頭にうまく入らない人…
それ、投資がうまくいっていないサインかもしれません。
今回は、そんな人におすすめの
のレビューをしていきます。
もくじ
「食事に投資する」ことの意味
「食事に投資する=食費を上げる」
と思われがちですが、実はそうではありません。
私の考える食事の投資とは
未来の利益のために時間をかけて考えてお金を投じる
ことだと考えています。
「食事」に時間をかけて考えてお金を投じる

みなさんは食事する時、どのように食事選びをしますか?
突発的に選んだり、その場にあったから適当に食べるのは正直言ってナンセンスです。
そもそも食事をとって入ればいい、腹を満たしておけばいい、という考え方が間違っている。(本書 P30より)
食事に対して真剣に向き合い、何を食べたら自分のパフォーマンスを向上させることができるのか
を考えることができていないため、現代型栄養失調に陥る人があとを断ちません。
現代型栄養失調を予防する

現代型栄養失調は、過剰な不必要栄養素と不足する必要栄養素で、バランスが崩れ切った状態を指します。
本書には12の食・行動に関するチェック項目が挙げられ、その項目に4つ以上でも当てはまる場合はこの現代型栄養失調である可能性が示唆されています。
(ネタバレになるので、気になる方は本書を手にとってみてください)
「薬のいらない暮らし」を守る

現代型栄養失調というのは、いわば生活習慣病や種々の疾患の一歩手前で崖っぷち!な状態。
健康的に生まれてきた赤ちゃんは血圧降下剤も糖尿病用の薬も必要ありません。
ですが大人になるに連れて食事や環境に左右されて「薬が必要な体になる可能性」が出てきます。
ただ、血圧が高い/肥満を指摘されたからといってすぐに薬に飛びついてしまうのはあまり賢明ではありません。
薬で解消するとなると、飲み合わせに気をつかい、飲み忘れないようにし、多額のお金を自分の惰性で作り上げた体をフィックス(修理)するために投じなければいけません。
食事で作り上げた症状は、できる限り食事で治しましょう。
例えば、高血圧で悩んでいる方はカリウムを多く含む食品(野菜や果物)を摂り、試しにラーメンや味噌汁などの塩分の多い食品を避けてみましょう。
糖尿病予備軍の方は、糖質を控えめにする、あるいは糖質と一緒に食物繊維の豊富な食品を食べるなどの工夫をしてみましょう。
心の不調を取り除く

例えば風邪やインフルエンザの時に
私って最高!ハッピー!
という感情は、ほぼ生まれないと思います。
身体は自分という家の土台であり車です。
土台が不安定だと家はすぐに崩れ、車の調子が悪いとすぐにエンストを起こします。
身体が健康でなければ、心の健康は生まれません。
心の健康のためにも身体の健康を作る、そのために食事にお金と時間を投資しましょう。
「食事の投資」方法
まずはこれ!栄養状態の検査

体重や体脂肪は測ることがあっても、血液検査や視力検査などは定期的にしていますか?
何を投資したらいいのか分からない!と嘆く前に健康診断や人間ドッグを受けましょう。
今現在の自分の状況を把握せずに「食べる投資」を始めるのは、算数の知識がないまま二次方程式を解くようなものです。
健康診断は少なくとも一年に一回は受診するようにしましょう。
マルチビタミン・ミネラルを摂取しよう

ビタミンはエネルギー代謝を助け、ミネラルは神経伝達や歯・骨の形成など身体作りに関係しているいわば潤滑油のような働きをする栄養素です。
一般的に、日本人はビタミン・ミネラルの摂取量が少ないことが懸念されています。
ダイエットや食事制限で食事の量が減る場合、ビタミンやミネラルも相対的に不足してきます。

そしてコンビニ飯や加工食品ばかりの食生活でも、生の野菜や果物を食べる機会が減るためビタミン・ミネラル不足に陥る可能性があります。
そこで、野菜・果物を食べることはもちろん、なかなか自炊する時間が取れない人や減量中の人は、せめてサプリメントで補うようにしましょう。
Nature’s Way
Alive! 女性用マルチビタミン

iHerbで人気のマルチミネラル&ビタミン。男性用もあります。
ビタミンDで精神を整える

ビタミンDはカルシウムの吸収を促進して骨を形成するために必要なビタミンです。
そしてビタミンDの活性型である1,25-ジヒドロビタミンDはセロトニン合成に関わる酵素の働きを助けます。
つまりセロトニンの合成に関わる大事なビタミンなのです。
(Marya S. Sabir, et al., Genes Nutr. 2018;13-19)
ビタミンDを多く含む食品には、青魚類や小魚類、キノコ類が挙げられ、さらにビタミンDが活性化するためには”日光”が必要です。
ですが現代の食生活では魚やキノコの摂取量が少なく、加えて太陽の下で活動する時間が短いため、ビタミンDが不足しやすくなります。
意識的にビタミンDを摂取するだけでなく、いつも車や電車で移動する人は少しでもいいので太陽の光を浴びながら歩くようにしましょう。
亜鉛で力強さを培う

亜鉛は多くの代謝酵素に関係するミネラルです。
DNAやたんぱく質の合成、視力・聴力・性ホルモンなどに関係していて、亜鉛が不足すると皮膚炎、貧血、味覚障害などの不調を招きます。
そして重要な働きとして男性ホルモンの維持に関わっています。
男性ホルモン:テストステロンはやる気や競争心、社会性に関わっていて、女性でも一定量分泌されているホルモンです。
(女性も男性ホルモンは必要なのです)
亜鉛が豊富な食材の代表はココア、牡蠣、イワシです。
手軽に取り入れやすいのはココアですが、できればインスタントココアではなくピュアココアを買って鍋でココアを自作する、あるいはヨーグルトに入れて食べると良いでしょう。
サプリメントで補うのも構いません。
「食べないこと」も投資である
「食べる投資」とはいえ、食材やサプリメントをプラスするばかりが投資ではありません。
食べない、身体に取り入れないことも投資なのです。
体のために避けるべき食品を知る

本書には「食べない投資」として10の項目が書いてあります。
(全ては書かないので、詳しくは本書を読んでください)
その中でも特に私もおすすめする「食べない投資」は以下の通りです。
・人工甘味料
・トランス脂肪酸
・過度な飲酒
この3つは特に気をつけましょう。
人工甘味料は、カロリーはほとんどゼロに近いのに対し、甘みは砂糖の100〜数千倍もつ甘味料です。カロリーが低いので多くのダイエット食品やお菓子に使われていますが、カロリーがないゆえに甘みをもっと渇望するようになります。(参考:人工甘味料をやめて、天然の甘味料を使う)
トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やし善玉コレステロールを低下させてしまいます。加工食品の多くにトランス脂肪酸は含まれているので、コンビニ飯やインスタント食品をやめるのが手っ取り早いでしょう。(参考:トランス脂肪酸についてちゃんと理解しましょう)
お酒を飲み過ぎると、体内で代謝されてアセトアルデヒドという物質が生産されます。このアセトアルデヒドは発がん性をもつこと、日本人は遺伝的にお酒の代謝効率が悪いということからも飲み過ぎはよくありません。飲まないことが投資になります。
体のために避けるべき食事時間帯も知る

食事時間は、食事内容と同じくらい大切な要素です。
朝は「排泄の時間」
昼は「消費の時間」
夜は「吸収の時間」
です。
つまり夜遅い時間に食事を摂ると身体が栄養素を吸収し溜め込むと同時に、睡眠の質を著しく低下させます。
できれば睡眠前4時間は食事を摂らないようにし、どうしてもお腹が空いた場合は水分不足の可能性があるので温かいお茶を飲むようにしましょう。
食事の時間を考えることも、投資です。
ファスティング(断食)を取り入れる

胃腸は私たちが食べることで24時間休むことなく働いています。
そこで、日々稼働している胃腸を休めるためにもファスティング(断食)という食べない投資をしましょう。
もちろん、一日食事を抜いたからといって次の日暴飲暴食したり、食べ過ぎを無かったことにしようとして断食しようというのはちょっと問題。
食べ過ぎるという悪しき習慣は、断食ではなくなりません。
まとめ:食事は美容液より即効性がある

デパートの高めの美容液を使っても、すぐさま理想の自分にはなれません。
もちろん美容液は継続すれば効果があると思いますが、
ポテチやインスタントラーメンを深夜に食べながら1万円超えするナイトクリームを塗る
これは、全く意味がありません。
あなたの健康的な身体を作り最高のパフォーマンスをリターンとして得るためにも「食べる投資」をするという意識作りをしましょう。
あなたが今口にする食べ物(投資)で、仕事効率や学習定着率、見た目や肌ツヤの良さは素早く劇的に変化しますよ^^
本書のポイントまとめ
・身体を作る食事に時間とお金を使う
・心の不調は身体の健康が左右する
・マルチミネビタを摂取する
・「食べない投資」を意識する
私自身普段食に気をつかっていますが、気づかされることの多い良書でした。
食事は未来の自分への投資
これを意識して日々生活していこうと思います。
気になる方はぜひ読んでみてください。
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